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2014年7月16日水曜日

"Exakta Mount Alliance are Go!" flektogon 20mm f4 carl zeiss jena ddr (circa 1961 -)

この、flektogon 20㎜ f4 carl zeiss jena DDR を手に入れたのは、レンズ症候群発症の直後のこと、甲殻類で、ゼブラで、exakta マウントで……、という今日まで連綿と続く遍歴の最初期のことでした。どこでいくらでいつ買ったのかは、見事に忘れてしまいました。


 当時は、名機GXRがメインの機種でした。大変良いカメラだと今でも思っていますが、いかんせん、20mmが30㎜になるのは、ちょっといただけないと感じて、このレンズは長らく防湿庫の主として君臨してきました。


 左手で、プリセットしておいた絞り値まで絞り込んでから撮影……というギミック、あるいはひと手間が楽しい。ebayあたりでも、その仕組みを知らないで、「絞り羽は動かない」として安く売られることもあります。


 小物の撮影は実は不得手で……。これは、購入時に添付されてたイメージです。flektogon の有名な「舌」。

 以下の作例には、甲殻用のレンズ・フードをつけていてけられたものも含まれています。四隅が暗いものは、そういう無知のなしたことと考え、ご笑納ください。


 甲殻なんだから……。ということで、それらしい写真を。まあ、それらしい(笑)。ここで、豚の半身を買いました。


 天候には恵まれない旅となりました。天文台も見えない。

 一方、flektogon には、「甲殻なのに寄れる」という特性があります。


 イメージサークルの中心部に、虫。


 雨のあがった、朝の葉っぱ。こういう写真は、好きです。


 桜の樹の猿の腰掛。10㎝位まで、充分に寄れます。


 縮緬状の花弁のアジサイ。


 寄ってはいません。しかし、酔っています。アルコール依存症の前触れ

ISO 12800 F16 SS1/4 おや、それほどぶれてない。 

 yam, yam.

ISO 12800 F16 SS1/3 おお、昔の腕は健在なのか。


 「花もて語れ」、か……。 say it with flowers.


思い切って、f22まで絞り込んでみました。iso12800で、SSは1/25。ああ、なかなか良いですね。

 周辺には流れや偽色、光量減少もなさそうなので、化石の甲殻類には、やはりα7sは悪くもないのは確か。


 先日のテスト撮影は公開する気持ちにもなれなかったのですが、これならいいかも? f22で、iso4000のSS60分の1秒です。解像度も、申し分ありません。


 拡大すると、ピンボケです。風もありましたし。しかし、この写真は色のバランスは良ろしい。昔のポジみたいな感じですね。昔のエクタのような感じ。


 レンズ・フードが干渉しています。


 どうも、遠景があまいような……。後ろボケが、汚いだけ? あるいは、マウント・アダプターが、無限遠に届いていないのか? まあ、色々な対処方法があるのです。


 寄り寄り。近接では、前ボケも後ボケもきれいな様子です。


 このレンズは、饕餮の古代レンズ趣味の最初期に手に入れたレンズです。20㎜といえば、なかなかの超甲殻類ですよね。あの、super-angulon より甲殻! ですから、もう少し時間をかけて、なんとか使いこなしたいものです。


 おお。薄曇りの中で、絞り込んで撮影すると、なかなか風情があります。

 新しいボディ・バッグを買いました。時折、このレンズは持ち出してあげたいと思います。

 次は、防湿庫の手前に転がっていた、pancolar 50mm f2 なのかも。