「絞りは動かない。」という触れ込みのこのレンズを目にしたのは、メモによると4年ほど前。
既に、28㎜を持っていたので、angenieuxはもういいかな……と思いつつも漫然と入札して、漫然と落札。このタイプのレンズは、exaktaに多くみられるのですが、プリセット絞りの仕組みがわかっていないと、不良品として扱われることも多かったようです。流石に今は?
手元に届くと、案の定、絞りには問題はなく。レンズの汚れも、山崎レンズ様にお世話になって、きれいさっぱり。……にしてもそれから4年、放っておく自分の気持ちがわかりません。
この近未来的なデザインは、前期型だとか。angenieuxともなると、マニアの方々が多いので、そこは今回は割愛します。横目で調べたところだと、4枚4群のエルノスタータイプのレンズ構成なんですって。そうかそうか。
angenieuxと言えば、軟調でコマフレアが出て……というのは、rで始まるレトロフォーカスのお話で、このレンズの特徴は、どぎつい色の氾濫、みたいですよ? それゆえ、工事現場のカラーコーンが最初に登場するわけです。あれあれ。一日目は、開放で。
割合固い描写で、ふんふん。
コントラストが高い場合も、暗い部分に諧調が残っているのは、噂の通りでしょうか。
影が、青に転ぶのでしょうか?
なるほど。
このような樹木も、あったのですね。
このレンズにも、幽霊がいるようです。
さて、二日目は、半分まで絞り込んでいます。
みすぼらしい草。もう少しで梅雨ですね。
早く大きくおなり。
キジバトの、ズッポちゃん。
ちょっとピンボケ。動かないでよ。
というようなわけで、レンズが重たい割には、あんまりな感じでした。
今日は、これでおしまいです。