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2014年8月4日月曜日

hologon 16mm F8 M改造 「長岡大花火」夜戦編。

 皆さん、暑すぎますね。今年から、35度以上の日の労働は、人権規約に反するとのことで、休日にするようにPLOから勧告が出るそうですが、効き目はあるでしょうか。

  長岡は、故郷と言っても悪くない土地ですから、今更……とも思いましたが、異国出身の家内が「大花火を見たい/土日が重なるのはめったにない!」と強く仰せられるので、酷暑の中を出かけて参りました。

 荷物が重いと難儀なので、この旅は、hologon一本で。当然、三脚は無用。でも、新宿で、人身事故で2時間もうだりつつホームで待たされたので、JT*さんとは、もうこれきりだそうです(家内曰く)。*Rさんの事故に加えて、J*Bさんの不手際が致命的だったので以下略です。

iso12800 ss1/5 結構なノイズ。12800が個人的には限度と決定。

  おお、浦佐や小出あたりでは集中豪雨でしたので、長岡も……と思いつつ。降ったら仕方ないです。

iso12600 ss 1/4
 下のほうから発射。まあ、当然下からですが。


 いや、こうして見ると小さいようですが、ほぼ頭上でドンドンしているので、迫力は満点。


 オレンジは、autoの色温度の具合であまりきれいには写りません。


 いや、これもほとんど頭上まで来ているのですが、16㎜のevfを通してみると、なんだか全然迫力がありません。


 どっかーん。時間からして三尺玉なのですが、発射場所が遠い観覧席でした。真下で観ると、心臓マッサージなのですが。口から胃袋が出ます。


 ずどどどどどどどどどどどどどどど。スターマインには、ほとんど必ず「超大型」と接頭語がつくので、つかないと逆に注目してしまいます。


 この後、長生橋の下で火事。消火されて、拍手。


 オレンジが、白く映る。



 このほうが、ましかな?

iso12800 ss4秒!  流れて当然か。


 なにやら、ぼけているような。いや、ぶれています。


 ずどどどど。


 ででででで。









 帰り道、長岡駅までの間に立ち寄った、韓国料理店。30年前にはなかったお店。汚い店ほど美味しい、という経験則がアジアの旅にはあります。さあ、ここもなかなか小汚い。よしよし。ここは入口左手。ははは……。

 メニュに、「補身湯」があったので、欣喜雀躍かつ半信半疑で注文。「今はないよ」とのオモニの言葉に安堵して、普通の食べ物を。お姉さんに、「犬なら、表通りにたくさんいますよね」と聞くと、「種類違います」と。なるほど。

 しかし。レンズは問わず、花火はやっぱり時間芸術なので、ビデオに限ります。家内のiPhone で撮影した動画のほうが、よほど臨場感がありました。

 加えて、僕は「当然」、両目を開けてEVFを覗いていましたが、このカメラの場合、利き目ではない右目の視野が右手の指にさえぎられることが多く、花火のサイズは楽しめませんでした。それで、後半はカメラはバッグに格納されてしまいました。

 hologonは、使えないとは申しませんが、時と場合を選びます。夜景や、暗い室内なら(一番最後の写真)、面白いとは思うのですが……。この程度に写る甲殻は、まだまだあります。

 無理をしてまで使うレンズではありません。レンズ廃人以外は、買わないことをお勧めします。