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2015年5月1日金曜日

Travenar 85mm, 90mmの種類。


 左から、ミュンヘンのLTMの85㎜、ミュンヘンの85㎜のexakta、カメラに嵌めてあるのは、ulmの90㎜のexaktaです。

 ミュンヘン時代のschachtの85ミリは、LTMで十分と思っていたのですが、海外のオークションを眺めていると、ミュンヘンのexakta、m42の85ミリ(しばらく手を出せませんでした)、ウルムのタイプⅠの85ミリ(ウルムかあ、と思って……)、それからタイプⅡ以降の85㎜等々があって、どうしたのでしょう。

 レンジファインダー用のレンズは、距離計との連動の必要があるため、このような長さになるのでしょうが、他のマウントに比べてあまりにも長さが違う=レンズ構成が違うことは明らかです。

 そういえば、読み飛ばした個所に、ミュンヘン時代に「レンジファインダー用のものと、一眼レフ用のレンズの製造ラインを分けた」という記述があって、「どういうことかな???」と思ってはいたのですが。また、「schachtは、85ミリのレンズを温存していた」、という個所もあり、こういうことだったのか! とは思いましたが、まだその理由は十分に分かっておりません。

 写りが違うのかな?

 明日から、少々遠出しますから、exaktaの2本は、持って出ようと思います。うーん。

 

Travegar 100mm/f3.3, exakta mount alliance are go!


 主に、ミュンヘン時代のschacht を探していたのですけれども、他にもいろいろとulm時代のレンズがレーダーに引っかかってきます。travegar と言えば三枚三群構成の、純正のトリプレットですね。トリプレットには、何度か美味しい写真を頂戴しましたので、今回もちょっとワクワクなのでした。



1962年~1963年。
 Travegar 199mm/f3.3。最少絞り値22、最短撮影距離0.9メーター、302グラム。

 シャハトの105㎜の焼付用レンズである105㎜を改変したもの。先端部を分離して、m42マウントのベローズに装着できる。と書いてあります。

 上の作例は、開放で撮影したもの。前後のボケも、自分には好ましいものに見えました。


 だれだか分からないから、大丈夫かな。


 ふむふむ。シャープで、僕の好みです。


 気味が悪い、などとは言えないですね。


 腰痛の身には、かがまなくてもお花が撮れるのはありがたい。


 この質感は……。シャハトには、シャハトらしさが確かにある、と言えるでしょう?


 路傍の小さい花。


 個人的には、コントラストが高い絵が好みです。


 そういう季節ですからね。



 最後は、say it with flowers。

 これは、とても良いレンズだと思いますヨ?