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2015年3月2日月曜日

schacht 拾遺 その一。 S-Travelon 50mm/f1.8

 などと、年末からschachtのレンズに目が向かっていたのですが、当然、ウルム時代のレンズも網に掛かってまいります。

 schachtで一番明るい(らしい)、Travelon 50mm/f1.8についてですが、私が読んでいる本には、以下のように記述されています。

P71

1957年のFoto Almanacには既に、シャハトによる、新しく優れて明るいノーマル・レンズへの言及がある。

「もうひとつの注目すべき新製品は、ベルテレが設計した6枚4群のレンズ・システムがあるが、それは焦点距離50mm、最小解放値2、135ミリカメラのためのものである。」(Foto-Almanac 1957:172)

 この記述は、後の”S-Travelon“に関連していることは明らかであるが、しかしながら、それは解放値1.8のものとして実現された。それゆえ、このシャハトのレンズは、1958年に市場に登場したと推測することができる。

□S-Travelon f1.8/50mm(6枚4群)。M42とエキザクタの二つのマウント。最小絞値22、最短撮影距離50cm、226グラム。


 Foto Almanac が言及しているとなると、このTravelon f1.8/50mmは、ベルテレの設計と考えてよいのでしょうね。

 

 私としたことが、数分前までこれがexaktaマウントとは気づかず、屋外にもって出なかったのは失点です。そのうちに、遠出しましょうね。

 ちなみに今日は、久しぶりのお休みなので、Travenar Munchen 85mm/f2.8をもって、買い物に行っておりました。




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